1: (開会 午前11時43分)
◯委員長(森
和也) おそろいになりましたので、ただいまから
予算委員会を開会いたします。
本日は第85
号議案について
審査を行います。
発言は着席のままで結構ですが、挙手の上、指名されてから発言されるようお願いいたします。また、マスクにより聞こえづらい場合がありますので、発言される際はご注意いただきますようお願いいたします。
それでは、
審査を始めます。
第85
号議案、
令和3年度
大野城市
一般会計補正予算(第12号)についてを議題とします。
給付金対策室所管分について
説明を求めます。
2:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁) それでは、
給付金対策室所管分についてご
説明いたします。
歳出からご
説明いたします。
予算に関する
説明書8ページ、9ページをお願いいたします。
3款1項1目
社会福祉総務費は、国の
コロナ克服・新
時代開拓のための
経済対策として実施される
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金の
支給に要する
費用を計上するものです。
一つ目の
職員給与費は、3節
職員手当等に、
職員の時間
外勤務手当として222万3,000円を追加するものです。
次に、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業費は、
臨時特別給付金の
事業費として12億6,495万2,000円を追加するものです。
1節
報酬は、
事務補助として任用する
予定の
会計年度任用職員の
報酬70万3,000円を計上しております。8節
旅費は、
会計年度任用職員の
通勤手当として3万5,000円を計上しております。10節
需用費は、
コピー用紙などの
消耗品費や
封筒などの
印刷製本費、計60万5,000円を計上しております。11節
役務費は、
申請書の
郵送料や
支給の際の
振込手数料、計360万9,000円を計上しております。18節
負担金補助及び
交付金は、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金の
対象世帯1万2,600
世帯分として、12億6,000万円を計上しております。
続きまして、
歳入についてご
説明いたします。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
15款2項2目
民生費国庫補助金では、5節
社会福祉費補助金におきまして、
住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業費補助金12億6,717万5,000円を計上しております。これらは、
臨時特別給付金の
支給を要する
費用が
全額国庫補助となることから、
歳出と
同額を計上しているものでございます。
以上で、
給付金対策室所管分の
補正予算についての
説明を終わります。
3:
◯委員長(森
和也)
説明が終わりましたので、
質疑を受けます。
質疑はありませんか。
4:
◯委員(
大塚みどり) 9ページの
住民税非課税世帯等臨時特別給付金の
給付事業ですけれども、これは
非課税ということで
生活保護の
関係者等となっていましたので、どういった方を
対象にしているのか、ちょっと教えてください。
5:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁)
令和3年度の
住民税が同一
世帯に属する
世帯員全員が
非課税、
市町村民税均等割が
世帯員全員が
非課税の方が
対象となります。
6:
◯委員(
大塚みどり) ということは、
生活保護者世帯のところも
対象になるということですかね。
7:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁) そうですね、おっしゃるとおり、
生活保護の方も
非課税世帯であれば
対象となってきます。
8:
◯委員(
大塚みどり) 「等」となっていますので、もう一点、普通の家族を持った方で一
世帯、
非課税の
対象金額をちょっと忘れたんですけれども、どれぐらいまでが
非課税になっているんでしょうか。
9:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁)
世帯構成員の
人数によって変わってくるんですけれども、
単身世帯で考えさせてもらって、
給与収入のみであれば96万5,000円です。
公的年金収入のみの方でいえば、65歳
未満の方であれば101万5,000円、65歳以上の方でいえば151万5,000が
非課税という形になってきます。これはあくまで
単身世帯の方なので、これに
扶養が追加されれば、当然
非課税の
所得の
ラインが上がってきますので、あくまで
単身世帯で考えさせていただいたら、今の
金額になります。
10:
◯委員(
大塚みどり)
非課税世帯というのは、ここの中ではどういった例が入っているんでしょうか。例えば
お子さんが1人とか2人、そして
非課税が、
金額ちょっと忘れたので教えてもらえないでしょうか。
11:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁) 要は
世帯に属する方
全員が
非課税という形になってきますので、
お子さんも
非課税ですし、奥様も、ご主人様も、要は
世帯員全員が
非課税という
世帯に対して
対象ということです。
先ほど申したとおり
扶養の数によって
計算式が変わってきますので、簡単に
計算式のほうを申しますと、31万5,000円というのが
基準になりまして、仮に
扶養の
人数プラス1で、18万9,000円
プラス10万円を足した
金額が
非課税の
所得の
ラインになってきますので、例えば
扶養が1人いらっしゃるとすると、
非課税の
所得の
ラインが91万9,000円まで上がってくるような形です。
12:
◯委員(
大塚みどり) すみません、質問の仕方が悪かったかもしれないんですけれども、
世帯で
令和3年度の
課税が
非課税ということなんですが、
収入が
令和2年度だったんで、そこを聞きたかったんです。では、また後ほど調べたいと思いますが、これ全部で
世帯数、
生活保護を今聞きましたが、
非課税世帯は何
世帯ということでよろしいんでしょうか。
13:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁) ここで上げさせてもらっている
非課税世帯は1万2,500
世帯です。
14:
◯総務部長(
船越康二)
補足で
説明をさせていただきます。
対象世帯数は、
係長が申し上げました
住民税非課税世帯につきましては1万2,500
世帯でございます。さらに、あと100
世帯ほど、
家計急変世帯を
対象とすると国のほうが示しております。これは、実質的に
令和3年度
非課税ではございませんが、
基準日でございます12月10日時点において、実質的に
住民税非課税相当まで
収入が下がった
世帯、これも申出により認めるときには
対象とするようにと示されておりますので、それも含めますと1万2,600
世帯ということで見込んでおります。以上でございます。
15:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
16:
◯委員(
河村康之) 今の聞こうかなと思ったので。急遽
コロナ等で仕事が減って、今までふだん
住民税非課税世帯ぎりぎり超えているところでも、急遽何かあって
所得が減って
住民税非課税世帯の枠に入った方は、大体100
世帯ぐらいは大丈夫ですよということでいいんですか、
確認です。
17:
◯総務部長(
船越康二) おっしゃるとおりでございます。
18:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
19:
◯委員(
平田不二香)
家計が急変した
世帯100
世帯見込まれていますけれども、申出ということですが、これはどういった形で
対象者の方は知ることができるんでしょうか。
20:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁)
広報、
大野城市の
ホームページ等により
周知をさせていただきますが、一応
給付金対策室のほうで
チラシを作成させていただきまして、
生活支援課だったり
福祉課であったり、それから
社会福祉協議会であったり、
生活困窮で相談に来られる窓口で
チラシを配布させてもらって、
周知を徹底していきたいと思っております。
21:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
22:
◯委員(
福澤信光) ちょっと
確認ですけれども、10万円の
給付を受ける方は、
自分たちから
申請書を提出して10万円受け取る、もしくは市が把握してあるところに
案内を送って、手続のやり方ってあるんですか。
23:
◯給付金対策室係長(
佐藤智郁) 今、そこは国のほうからの
実施要領を読んで考えているところではあるんですけれども、一応
住民税非課税世帯に関しては
プッシュ型で
給付しなさいということですので、
うちのほうで
課税データ等を
確認して、
非課税世帯に対してご
案内を送って、昨年行いました
特別定額給付金の
口座が分かっているところであれば、そちらのほうの
口座に振り込みますよという
案内で、一方的に
うちのほうから
振込をさせていただくような形で進めています。
24:
◯総務部長(
船越康二)
補足で
説明させていただきます。
プッシュ型の
支給につきましては、1万2,500
世帯に対しましては、国のほうが昨年の
特別定額給付金の
口座情報を活用してよいというふうに示しておりますので、これを最大限に活用して、なるべく早く
支給できるように考えております。
それから、
申請が必要な
家計急変につきましてはどうしても
申請をいただかないとなりませんので、
申請を受けて
審査をして、また速やかに
支給を順次行っていくということで考えております。
25:
◯委員(
河村康之)
支給は
年内は可能なんですか。
住民税非課税の
口座が分かっている方は
年内に
支給されるんですかね。それ以外の
家計の方は、その後ということなので、
年内なのか、年明けなのかということで、どれぐらいの時期に振り込まれるんですか。
26:
◯総務部長(
船越康二)
支給に関しまして、ちょっと
年内というのは難しい部分もございまして、少なくとも1月中には、特に
非課税世帯につきましては1月中の
振込開始を
予定しております。
申出による
家計急変については、
申請を受け
付け次第なるべく早くということで考えております。
27:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
28:
◯委員長(森
和也) ないようですので
質疑を終わります。
暫時
休憩します。
(
休憩 午前11時56分)
(
再開 午前11時57分)
29:
◯委員長(森
和也)
再開します。
続いて、
子育て支援課所管分の
審査を行います。
30:
◯子育て支援課長(
白石朋子) それでは、
一般会計補正予算(第12号)の
子育て支援課所管分についてご
説明いたします。
まず初めに
歳出からご
説明をいたします。
予算に関する
説明書、8ページと9ページをお願いいたします。
下の表の3款2項1目
児童福祉総務費でございますが、
子育て世帯等臨時特別支援事業費に、
子育て世帯への
臨時特別給付、
先行給付金を
支給するための
費用として9億6,246万2,000円を追加するものです。本
給付金は、国が
新型コロナウイルス感染症の
影響下における
支援策として、18歳以下の
お子様がおられ、
所得水準が
児童手当の
受給者と同様の
世帯に対して、
お子様1人当たり10万円を
支給することとしたものの
うち、5万円を先行して
給付することを正式に決定しているものでございます。
給付対象となる
お子様の
人数は、1万9,154人と見込んでおります。
給付の時期は、
令和3年9月分の
児童手当の
受給世帯などの
申請が不要な
世帯に対しましては、
年内に
支給を開始することとされており、本市では、基本的に
令和3年12月24日に
振込を行いたいと考えております。それ以外の
申請が必要な
世帯へは、
申請に基づき、1月から順次
支給を進めてまいります。
予算の内訳は、1節
報酬に、パートタイムの
会計年度任用職員の
報酬として115万2,000円、8節
旅費に、
会計年度任用職員の
通勤費として6万円、10節
需用費に、
封筒の
印刷製本費等として15万9,000円、11節
役務費に、
通知の
郵送料及び
給付金の
振込手数料として246万7,000円、12節
委託料に、
システム改修費として92万4,000円を計上し、18節
負担金補助及び
交付金に、
給付金として9億5,770万円を計上しております。
最後に、
歳入についてご
説明いたします。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
15款2項2目
民生費国庫補助金の4節
児童福祉費補助金でございますが、先ほどご
説明いたしました
子育て世帯等臨時特別支援事業費に充てるため、
子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金を、
歳出と
同額の9億6,246万2,000円追加するものです。ご
説明は以上でございます。
31:
◯委員長(森
和也)
説明が終わりましたので
質疑を受けます。
32:
◯委員(
福澤信光) 市長が提案してあって、10万円を一気にという話で、今
議会中に残り5万円が上乗せされて10万円という話でしたが、その10万円が12月24日ということでよかったですか。
33:
◯子育て支援課長(
白石朋子) 10万円が12月24日ということで考えております。以上でございます。
34:
◯委員(
福澤信光) そこで、これは今現在、今の
予算では、この
予算金額から5万円で割れば
人数が出て1万9,154人ですけれども、今の段階でこの
人数で、今後
生まれてこられた
方々、12月24日までに
生まれた
方々は。どこか制限があるんですか。
35:
◯子育て支援課長(
白石朋子) こちらの1万9,154人という
人数につきましては、来年の3月31日までにお
生まれになられる方の
人数を含めて見込んでおります。以上でございます。
36:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
37:
◯委員(
中村真一) ちょっと
確認ですけれども、9ページの
委託料です。
システム改修による
委託料ということで
説明していただいたと思うんですけれども、今回、
一括で10万円ということになったために
システム改修が必要になってきたんですか。
38:
◯子育て支援課長(
白石朋子)
一括支給とは
関係ございません。もともと
先行給付金5万円を
支給するに当たりましても
データの
抽出等をするための
改修が必要になるので、
委託料をお願いしておるものでございます。以上でございます。
39:
◯委員(
中村真一) そうすれば、12月24日に
予定ということですけれども、早くなったことで
システム改修が行われたということではないということで考えていいんですか。
40:
◯子育て支援課長(
白石朋子) そのとおりでございます。
41:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
42:
◯委員(
大塚みどり) 先ほどの
説明の中で、
児童手当以外の
申請の必要な方というのは、
令和4年3月31日までに
生まれた
子どもたちの
保護者に対応するということでの数でしょうか。
43:
◯子育て支援課長(
白石朋子) お
生まれになられる
子どもさんのほか、
高校生の
年齢に当たられる方の
世帯の方につきましても
申請が必要になることになります。また、
公務員の方につきましては、市のほうで
児童手当の
データを把握できておりませんので
申請が必要となります。以上でございます。
44:
◯委員(
大塚みどり) これから
生まれる
子ども、それから
高校生、そして
公務員ということで、3点
確認させていただきました。
もう
一つ、先ほどの
生活困窮の
非課税のほうは
プッシュ型で
周知を行うということでしたが、ここはどういう形で
周知を行う
予定ですか。
45:
◯子育て支援課長(
白石朋子)
児童手当の
受給者として市のほうが把握をできている方につきましては、同じく
プッシュ型で、こちらのほうから
通知を差し上げて、
振込も行うということで考えております。
それ以外の
申請が必要な方につきましては、今後、市の
広報であったり、
ホームページであったり、
チラシ等によりまして広く
広報してまいりたいと考えております。以上でございます。
46:
◯委員(
河村康之)
申請が必要な
高校生ですけれども、16歳から
高校生になって、
高校をやめたけれども今17歳は
対象なのかということと、
専門学校に行ってる18歳
未満の子は
対象になるんですか。
47:
◯子育て支援課長(
白石朋子) こちらは、
高校生の
年齢に当たる方を
対象としておりますので、
高校をやめられた方や
専門学校に通われている方につきましても
対象となります。以上でございます。
48:
◯委員(
河村康之) 働いている人もですかね。
49:
◯子育て支援課長(
白石朋子) そのとおりでございます。
50:
◯委員(
井福大昌) 今の関連で、ちょっと
確認です。ということは、例えば19歳で
高校生は駄目ということですか。
51:
◯子育て支援課長(
白石朋子) 19歳の方は
対象外となります。
52:
◯委員長(森
和也) ほかにありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
53:
◯委員長(森
和也) ないようですので
質疑を終わります。
暫時
休憩します。
(
休憩 午後0時05分)
(
再開 午後0時06分)
54:
◯委員長(森
和也)
再開します。
生活支援課所管分の
審査を行います。
55:
◯生活支援課長(
中島大輔) それでは、
生活支援課所管分の
補正予算を
説明いたします。
6月
議会において、
生活困窮者自立支援金を
支給するための
経費を
補正させていただきましたが、今回の
補正は、国が
生活困窮者自立支援金の
対象の
拡大を決定したことに伴う
経費となります。
説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。
3款1項1目
社会福祉総務費の右側の
説明欄の上から
二つ目の丸、
生活困窮者自立支援金支給事業費において、
会計年度任用職員1名を1月から3月まで雇用することとして、
報酬に40万7,000円を、
共済費に6万7,000円を計上し、さらにファイルや
コピー用紙などの
消耗品、
郵送料として、
需用費に6,000円を、
役務費に12万8,000円を計上しています。また、19節
扶助費に1,260万円を計上しています。
今回の
支援金の
拡大内容としましては、
初回支給が終了した者に対して、再
支給が可能となっております。また、従来の
支援金の
対象は、
社会福祉協議会が行っている
総合支援資金の再貸
付けを終了した
世帯や、再貸
付けを申し込んだが不承認となった
世帯でありましたが、それが
緊急小口資金及び
総合支援資金の
初回の貸
付けを終了した者にも
対象が
拡大されております。
申請期間も
令和4年3月まで延長となります。
当初、
支援金の
対象は150
世帯を見込んでおりましたが、今回の
拡大に伴いまして、275
世帯を見込んでおります。
なお、
支給額に変更はなく、
単身世帯は月6万円、2人
世帯が月8万円、3人以上
世帯が月10万円であり、
支給期間は最大3か月となっております。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
15款2項2目
民生費国庫補助金5節
社会福祉補助金に1,320万8,000円を追加するものです。これは、先ほど
説明いたしました
生活困窮者自立支援金に係る
経費に対する
補助金であり、
全額新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金で措置されます。
説明は以上です。
56:
◯委員長(森
和也)
説明が終わりましたので
質疑を受けます。
質疑はありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
57:
◯委員長(森
和也) ないようですので
質疑を終わります。
暫時
休憩します。
(
休憩 午後0時09分)
(
再開 午後0時10分)
58:
◯委員長(森
和也)
再開します。
第85
号議案について、
議員間討議を行います。
議員間討議はありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
59:
◯委員長(森
和也)
議員間討議を終わります。
これより、第85
号議案の
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「
なし」の声あり〕
60:
◯委員長(森
和也)
討論を終わります。
第85
号議案、
令和3年度
大野城市
一般会計補正予算(第12号)についての採決を行います。第85
号議案について、
原案のとおり決することに
異議ありませんか。
〔「
異議なし」の声あり〕
61:
◯委員長(森
和也)
異議なしと認めます。よって、第85
号議案は
原案のとおり可決すべきものと決しました。